『「壊色論」目録 松澤宥』展 開催
*終了しました。ご高覧ありがとうございました。
マツモトアートセンターでは、2月2日(木)〜3月5日(日)まで 『「壊色論」目録 松澤宥』展を開催いたします。
松澤宥(1922年2月2日〜2006年10月15日)は、長野県諏訪郡下諏訪町に生まれ、同地を拠点に国内外に向けた表現活動を展開し、1960年代後半より、物質か観念かの抗争の極北に位置した美術家と考えられます。
すでに、当センターでは5回目となる松澤展になりますが、残された膨大な資料から、その生涯にわたる思考に触れるには、さらに研究が必要と考えています。
認識と理解のための長期展望の一環として、松澤宥の生誕100年に当時のデータを参考に文字のみを再現した「私の死(時間の中にのみ存在する絵画)1970年現代日本美術展(東京ビエンナーレ<人間と物質>東京都美術館 東京)」を当センターの2階の空間で試みましたが、
その地平から展開し、「量子芸術宣言」1992(岡崎球子画廊)刊行にいたるまでの松澤宥の思考と行動の工程を探りたいと考えています。
「壊色論」目録 松澤 宥
出典 source of reference「壊色論」目録/松澤宥 1984年(岡崎球子画廊)
“On‘Kasāya’” index / Yutaka Matsuzawa 1984 ( OKAZAKI Tamako Gallery )
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「壊色論」目録 1984年 岡崎球子画廊(個人蔵)を出典とし、そこより伝えられている内容について、記録画像と資料を参考にしながら仮/citationとして展示します。
citation(英):書誌学における「参照」。記事に参考文献の書誌情報を添えること。
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2023年2月2日(木)〜 3月5日(日)
午後1時〜6時
入場無料
マツモトアートセンター
1階 GALLERY
2階 GALLERY+多目的スペース
3階 事務室〈机上の現場〉
【関連イベント】
artcafe Vol.134
関係者による松澤宥をめぐるトーク+レセプション
2月26日(日)午後2時~
■art cafe vol.134については、詳細が決まりましたらマツモトアートセンターのHPにてお知らせいたします。
つきましては、1階「GALLERY」、リニューアルした2階 GALLERY+多目的スペース 、3階「机上の現場」の展示を含め、ご高覧をいただきますようご案内いたします。
ご来場前に以下のお知らせを必ずご確認ください。
◎新型コロナウィルス感染症拡大防止の対策として以下のことにご協力ください
・入場時はマスクをご着用ください
・出入りの際に備え付けのアルコールで手指消毒を行ってください
・ご入場の際、お名前とご連絡先のご記入をお願いいたします
・風邪の症状や発熱、体調に不安のある方のご来場はご遠慮ください
・混雑状況によっては入場制限を行う可能性がございます
また、社会情勢を鑑み予定が変更になる場合がございます。最新の情報はマツモトアートセンターホームページにてご確認をお願いいたします。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。
北澤一伯