マツモトアートセンターGALLERY
*終了しました。
「預言 松澤宥」
2021年2月2日(火)〜3月14日(日)14:00~18:00
休廊日
2月7日(日)14日(日)21日(日)23日(火)28日(日)
3月7日(日)8日(日)
マツモトアートセンターGALLERY
マツモトアートセンター事務室事務机「 机上の現場」
入場無料
松本市大手1-3-32笠原ビル1階
Tel 0263-33 5511
松本市大手1-3-32笠原ビル1階
Tel 0263-33 5511
マツモトアートセンターでは、2019年2月に開催した「オブジェを消せ 松澤宥」展、2020年2月に開催した
「物質 消滅 松澤宥」展につづき、「預言 松澤宥」展を開催いたします。
松澤宥(1922~2006)は、2月2日長野県諏訪郡下諏訪町に旧家の長男として生まれました。
”2”という数字に生涯こだわったのはこの生年月日によるとされています。
今回の企画も、この口伝にならい、2月2日22時22分にオープンしました。
1964年6月1日「オブジェを消せ」という啓示を受け、美術を言語のみで表現する「文字による作品」を展開し、「消滅」のメッセージを現出させて、日本における美術の先駆者として、国内外で活動してきました。
本展では、一般財団法人「プサイの部屋」代表理事 松沢春雄様のご理解を得て、「人類よ 消滅しよう行こう行こう 反文明委員会」と記した感光紙を展示するとともに、マツモトアートセンター事務室の事務机を「机上の現場」と見立て、2016年に国際交流基金がリオデジャネイロで「コンテンポラリーの出現・日本の前衛美術 1950ー1970」展で来場者に配布した「白鳥の歌」と、「松澤宥の手帖資料4冊」ほか関係資料を設置いたします。
本展示のタイトルは、
松澤久美子様から贈呈されました「預言 松澤宥 詞選」(宥学会編)18ページの「人類よ 消滅しよう行こう行こう 反文明委員会」と記した幟作品の写真から、いくつかの観想を展開させ、「オブジェを消せ」という啓示と画廊空間が共振する意味合いを込め「預言」といたしました。
コロナ禍下であり、ご多用中の時期とは存じますが、何卒ご高覧くださいますようお願いいたします。
2021年2月2日
文責 マツモトアートセンター 北澤一伯
文字デザイン:awai