『「オブジェを消せ」以後60年 松澤宥』展
*終了しました。ご高覧ありがとうございました。
「オブジェを消せ」 以後60年 松澤宥
■場所:松本市大手1−3−32 笠原ビル マツモトアートセンター
GALEERY 1 F GALEERY 2F 3階事務室「机上の現場」
■期間:第Ⅰ期2024年6月1日(土)2時~22日(木)22時
>展示場所:3階事務室「机上の現場」
第Ⅱ期2024年6月12日(水)2時~22日(木)22時
>展示場所:GALEERY 1F/GALEERY 2F/2階多目的スペース/3階事務室「机上の現場」
■開場時間:13時~18時
※各期開始日のみ2時 開場 最終日のみ22時で閉場といたします。
松澤宥(1922年2月2日~2006年10月15日)は、長野県諏訪郡下諏訪町に生まれ、同地を拠点に国内外に向けた表現活動を展開し、1960年代後半より物質か観念かの抗争の極北に位置した美術家と考えられます。
『1964年(昭和39) 6月1日の深夜
裏座敷で寝ていた私は「オブジェを消せ」という声を聞いた。私にとってそれは美術を文章だけで表現せよという意味であることは疑いもしなかった。6月4日(1964.64.64・101010)そう決めた。観念美術が誕生した』
「松澤宥 自筆年譜(1922~2222)機關13 美術をめぐる思想と評論より抜粋」
2024年は、「オブジェを消せ」という啓示をうけてからから60年目の年にあたります。
本人より送られたラジオ番組の録音テープを再生し、そこで語られる「オブジェを消せ!!」という語りの語気を提示するとともに、声を聞いてからの年月を観想し、仮/citationとして1960年代後半より70年代前半にかけての思考を再検討し、その足跡を位置付ける展示を開催します。
citation(英):書誌学における「参照」。記事に参考文献の書誌情報を添えること。
【関連イベント】 art cafe Vol.148
『松澤宥「オブジェを消せ」以後60年』 +記念 レセプション
講演:長沼宏昌・写真家
6月16日(日)午後2時~
開催にあたり、一般財団法人松澤宥プサイの部屋ご担当者様、
青木英侃様、「生誕100年松澤宥<長野県立美術館2022年>」のご担当学芸員様の皆様に、資料提供と貴重なアドバイスをいただきました。
ご協力に心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
お近くにお出かけの際は,是非お立ち寄りいただきご高覧をお願いいたします。
松本市大手1−3−32 笠原ビル マツモトアートセンター
電話:0263335511