マツモトアートセンター

第8回書物とアート「本を見せる」

*終了しました。ご来場ありがとうございました。

マツモトアートセンターでは、2024「工芸の五月」に参加するとともに、松本市内で開催される「クラフトフェアまつもと2024」と同時期である、5月26日(日)に、「第8回 書物とアート 本を見せる」を企画し、[本を見せる」をテーマにした古本市&フリーマーケット「書物と町」を開催いたします。
また、同時期に下記のようなイベントも進行いたします。

 

【内容と考え方】

意識空間としての地方。

会場周辺は今町と呼ばれています。

通りの向かい側は、寛政八年創業の飯田屋飴店。その脇には昭和初年の旧町名は南新道町と記した石碑。

もしも、この町の一角に毎年同じようにアート・プロジェクトが立ち上がり、そのプロジェクトには、「書物」をテーマにしたフリーマーケットと、陶芸や工芸を制作する造形作家との、時代を経ても変わらない交流メカニズムが仕組まれ、その場所に立ち会った彼/彼女の心に、各々持っていた問題が形として顕れて、もしくは問題を発見できる課題に変容されて、それまで何かの理由によって彼/彼女の停止していた思考が新たに動き出すとしたら、アートの意味をさらに更新する状況になる、という仮説のもとに、人と人が交叉し、つながっていく実践=プラクティスをコンセプトとして位置付けています。

今、この町で書物とアート。

 

【プロジェクト内容】

1)「第8回 書物とアート 本を見せる」

古書と愛読書でつながるフリーマーケット

「書物と町」

▷5月26日(日)

▷10:00~16:00同時開催

▷マツモトアートセンター1階アトリエ とその周辺。

出身者*美術家や造形家による工芸品のフリーマーケット

*古書販売や自費出版の本の販売

*無農薬野菜販売

*珈琲の店

*飯田屋飴店「ぶつぶつ文庫」との連動など。

*屋上コンサート

*出店者による トーク/イベント/ワークショップ

2)「書物と町」に参加する出店者への、

「第8回 書物とアート 本を見せる」に参加するにあたってのアクションについて説明。

出店者に、各々の愛読書の中の「人生を変えた本」なら「この本!!」という愛読書物を店頭に展示し、その書物の知恵と魅力を「見せる」ことで、お客様との対話をひろげ、ご自身のお店を<見せる=店>の表現スペースとして展開させるアートプロジェクトを実践していただきます。

書物は、単行本/文庫本/画集/ビジネス書などです。商品でも非売品でも、もしくはそれらの組み合わせでもOKと知らせてあります。各店舗が接客の際、選書の書籍をめぐって、「本を見せる」ことで対話の空間をつくるプラクティスです。

それは、店舗をひらくという仕事を「見せる」『表現』ととらえる、ソーシャルエンゲージドワークもしくは、直接的な話しあいと繋がりの機会をつくる「ダイアログリック・アート」の実践=現代美術といえます。つまり「書物とアート」というプロジェクトをとおして、人と人が関係が広がっていく、大きな意味での『ART』を見せるプロジェクトだといえるでしょう。

 

【同時開催イベント】

1)[品の美卋 hon no mise]展

▷5月15日(水)~5月29日(水)

▷13:00~17:00

▷ギャラリー 1F+飯田屋飴店

工藝デザイナー 井出八州による期間限定の道具屋。

飯田屋飴店との連動企画など

2) minä perhonen 松本店 出店

▷5月25日(土)~26日(日)

▷10:00~17:00

▷ギャラリー 2F

3)atelier m4  出店

▷ 5月24日(金)~27日(月)

▷2F多目的スペース

※5月24日(金) 17時~21時1Fアートスペースにて、スツール制作のデモンストレーションイベントを行います。

 

【問い合わせ先】

マツモトアートセンター

代表 北澤一伯

松本市大手1-3-32笠原ビル3F

携帯:090-9666-9455